バレンタイン後に、やや奇抜なタイトルをつけてしまいました。
悪意を込めてというよりも・・・Bean To Barという
なんか、今の時代を象徴している食べ物に虜になった私の視点で、
世に出回っているチョコレートを言葉にしたもの。誤解を招きそうですね。
Bean to Bar クラフトチョコレートは、そのものの味をシンプルに味わう。
作る人によってオンリーワンな味ができ、
味わう人のコンディションによって、
その時々のオンリーワンな味の感じ方をする。
つまり、植物の多様性を、多様性な人々が味を醸し出し、多様性な味わい方で人によって多様性な味を経験できるモノ。
すごいな。ほんとにすごい。で、農作物を栽培する者としては思ったわけです。
育てられないかな・・・・・。と。
カカオの木、カカオ豆、日本で見たことある?
産地にヨーロッパなどの国を見たことある?
うーーん。そうなんです。カカオって育つ場所が地球上でも限定されています。
赤道を挟んで、北緯・南緯20度。カカオベルトというみたい。
原産地はメキシコあたり(最近、エクアドルの遺跡?からより古い時代に
カカオを飲料とした痕跡がでてきたそうですが)なんです。
その頃は、食べ方?飲み方も異なっていたようで、
ゆくゆくはこの頃の食べ方を再現しようと思ってますが・・・・
そう。原産国は中南米。
昔は、トウモロコシと唐辛子を粉にしたものに混ぜて飲んでたいようです。
貴重なカカオ豆(豆というが種の部分)は、通貨としても使われていたみたい。
じゃ、どうやってチョコレートになったの??大陸をどうやって渡ってきたの?
スペインのアステカへの侵略により、(滋養強壮的な効果を見て)、
その際、持ち帰られて伝わり、
砂糖やスパイスを加えてチョコレートドリンクとして
ヨーロッパに伝え広がっていたようです。
ということで、目の前にあるチョコレートは長い長い年月と歴史を経て、
今私の手に渡ってきたと思うだけでも、
なんか地球全体と昔の歴史に自分が取り込まれていくのがわかる。
これは、大げさでもなんでもなく、世界を旅して、
歴史の足跡をたどったあの時の感覚と非常に似ている。
その想いを味にのせて、世に届けたい。
そう感じて、始動した2020年10月。
想いを現実にするために、
場所の許可申請を本日、提出をしてきました。
いよいよ、夢が目標になり、それが現実化されます!