Think Global,Act Local
高校の時の友人が、この言葉を教えてくれた。
だから、いつもなんとなく自分の身の回りのことだけじゃなくて、日本から外の世界のことも意識して行動したいっていう思いがあった。
もちろん、外の世界だけでなく、TVなどでいわれる、「日本の問題は・・・・・」
ってやつ。まず、その問題って、誰の何に対しての問題なの?それは本当に問題なの?
と自問自答を繰り返す。
その問題というものに対して、自分が取り組むことができる問題?課題を勝手にピックアップして、今の自分ができることは何かなと考え、やってみる。
そうすると、机上ではわからなかった本当の問題である原因や環境をしることもある。
あー、こうだったから、問題なんだな。みたいな。
これが、外国だったら、自分ができることも少ないかもしれない。
ということも、20年以上前の経験から感じたことである。
ま、それがきっかけで日本をベースにして生活してみよう。ということにもなった。
3年前の世界旅行から帰ってきて、日本という国を色々な面で見直した。
当時は、ゲストハウスをする気満々で、そこに人が集まって交流できる場をつくりたい。なんて思っていた。いや、今も、少しは思っているが。
でも、時期が時期なだけに、いつか、そのタイミングはまたいつか、別の時なんだろうと思う。
スタート地点は「ゲストハウスをやりたい」だったが、今は、農作物を育てている。そして、クラフトチョコレートをつくり販売しようとしている。
まったく違うように思えるかもしれないけど、なんとなく思っていたことではあるので、方向性はあんまり変わっているようには思わない。
で、後付けの話になるけど、今となれば、自分にとって正しい方向を、自分たちのペースで歩みつづけることができているのじゃないかなと思う。
生まれた場所を離れて思うのは、ありきたりだけど、人の優しさと、自分の故郷の懐かしさ、愛おしさ。そして、移動する度に、移動前に住んでいた場所をもう故郷のようにも思う。
色々、移動してきた数十年だけど、そのおかげで、世界中のことがすべて、他人事に思えない。あそこには、旅で会ったあの人が住んでるな。とか。夜になると、あの人は今目覚めたのかなとか。ここが晴れていても、日本のどこかで災害が起きれば、大丈夫かなと気になる。
何かできる。なんて、言い切ることはできないけど、困っている人や、だれかが望むことを少しでもサポートしたり、できることは何かあるはずだ。
世界や宇宙を感じ、自分のできる目の前のことをやる。
国内の、そして世界の平和のために、できることを1歩ずつ。