この冬、ひょんなことから興味深いことに出逢う。
出逢ったきっかけは、やっぱり「作物を育てる」がキーワード。
元々、色々な場所への旅(過去の日記:世界旅行を参照)で出逢う『人』、『味』それをつくる『素材・食材・植物』への関心が非常に高く、それは、私の「生き方」であり、趣味ともいえるものであったといえよう。
岡山という場所
岡山へ移住して、とても満足しているのは、様々な植物を好き勝手に育てることができるスペースがあること。そして、その技術に卓越した方々が身近にいること。これは、持論であるが、岡山は果物王国と呼ばれるが、果物を育てるには技術がいる。もちろん他県でも有名な産地は然りだが、私が住んでいる場所は、普通に近所の方々の家の庭に、桃や葡萄、柿、いちじくなどなどが見られる。
そして、桃栽培してるんですね~なんていう質問にはみんな口々に、「いやいや、栽培してへんよ。ちょっとあるだけ」という。家庭菜園の感覚なのだろうが、その技術にいつもほれぼれしてしまう。もちろん、野菜の栽培も素晴らしい。だから、それを毎日見ることができるというのは、本当に楽しく幸せな環境なのである。
きっかけ
前置きはさておき、そんな中で、第二の故郷ネパールの料理や、熱帯の植物の味が忘れられず、育てたい欲求と路地でどうにかということを毎日考えていた。去年、友人がお土産でくれたカンボジアの胡椒(この時、カルダモンをリクエストしたのだが、入手できず代わりにと頂いた)や、を数年前から細々とやっていたのだが、ここにきて、カルダモン、胡椒、バニラ・・・・という欲求と直感が沸いて出てきてしまった。
しかし、調べども岡山で、路地で育てるのは難しそうだな・・・と、バリにいる従妹の相方にそこでは育つ?と聞いたら、翌日には苗を植えている様子!えーーー!いーなー。彼とは、2割くらい言葉で、8割くらいは雰囲気で通じ合う仲。同志みたいなライバルみたいな、兄弟みたいな、家族。もしかして、と、思いついつい、コーヒーとカカオも植えてほしーなーと言うと、畑に2本だけあるよって。コーヒーは私、カカオは相方の希望。
『私も時々チョコレートつくるよ』
この従妹の一言。チョコレート好きな相方にビビビッと雷を落としました。
なんと!!!!つくれると!!!!???
妹の第二の祖国エクアドルに行ったことも、そこで初カカオに出逢ったのは、ここにつながるのか!
そう。チョコレートをカカオからつくることにしました。
「Bean to Bar」というクラフトチョコレートがあるということを知りました。
さっそく、相方が岡山のBean to Barを調べ始め、勉強が始まった。
プロジェクト目標 Bean to Barクラフトチョコレートを製造し、販売する。
目的 カカオの味で、味わう人と生産者をつなぐ
ということで、農閑期限定プロジェクト開始します。