クアラルンプール空港で夜明かし中
ネパールが、過去になってしまった、、、。離陸時はいつも半べそをかいてしまう私である。
ネパール人、基本的に人は良いし、今まで回ったどの国よりも治安は良い。と思っている。人情派だし、すぐに身内が増える感じ。はっきり言って、大好きな人たちである。
しかーし、、、そんな気持ちもつかの間。機内に入るやいなや、聞こえてくるネパール人の会話や行動に現実に引き戻される。
好きなとこに座っていいんやろ?と言って友人にこっちあいてんで〜とか言ってる。
ベルトを締めろ言われてるのに、なんで今やねーん!トイレに行列。
さらに、みんな座って出発か?って時にまだ、立ってる人いるし!クルーもそこにいてって言うし、彼不安そう。そりゃそうだ。立ち乗りなんて聞いたことないが、あり得そうな雰囲気すらある。
もうairasiaもairasiaやで!LCCやから、手荷物重量7kg言うてたやんか!昨日から一生懸命荷造りして、日本に送った上、16年前にネパールの為に購入したバックパックが2kgくらいするから、置いてきたんやで!周り見たら、でっかいバックパック背負った人たちおるやないかー!しかも、カウンターでノーチェック!ガーーーン。
そんな気はしていましたよ。でもね、あんなに馬鹿でかくてもokって、、、。泣きました。
しかも、機内に搭乗して1時間飛びませんでした。理由はわからず。おまけに、西欧人の学生らしき集団が、離陸後にネパール人集団がいなくなったら3人ぐらいで消臭スプレーをかけまくってキャーキャーワーワー。
数分後に、1人のネパール人がチャウチャウというベビースターみたいに食べても良いものをあけた。みんな、国外労働するグループなんやろう。次々にパックの開く音。調味料の匂い。さらには、ほれっとチャウチャウのパックが宙を舞う。
何人もが席から立って友人のとこに行って立ち話。座席からはみ出てないのに、小突かれまくる。
なんやこれ!あれ?機内ってこんなんだっけ?しかも、予想してたけどさ、着陸後、本当に着陸直後から電話。まだ動いてるし、機内は暗いのに、みんな上から荷物を取り出す。で、止まって、一目散に出ようと前に詰める。
私は知ってるよ。あなた方急ぐわりに、一番前になると、後ろに来るの。付き合い長いからね。
集団が去ってから、ゆっくり機外に出た。やっぱりね。出てすぐのとこに、いくつもグループ。みんなが揃わないし、ちょっと不安になって戻ってくる。
私は知ってたよ。こうなること。
散々気になること書いてるし、腹もめちゃくちゃ立って起こることも多いけど、この人たちのホスピタリティはすごい。おもてなし具合、良い意味でのお節介具合は、本当に世界一です。
私の好きなネパール語の1つ。
man ma tsoyo
マン(心)マ(に) ツォヨ(触れた)
man ma tsunchha
マン マ ツンツァー(触れる)
ネパールという国は、私にとって
マン マ ツンツァーなんです。
あと8時間後にクアラルンプール空港発。おやすみなさい。