朝はゆっくり、昼から行動。
友人が教えてくれた地下鉄が地上を
走る外環に乗り換えて、半周した。
乗り放題切符は、旅を自由にするツール
煩わしさや、金額の心配がいらない。
駅は、相変わらず芸術。ビザが許せば、
全ての駅を撮影して写真集を出すな。
向かう先は、旅友が見つけた昼食場所。
北朝鮮国営レストラン。
ロシア語でkope。 高麗 koryo と読む
美味しかった。日本で知らない間に、この味に慣れ親しんでたんやろな。
店員さんは多分、北朝鮮の人。すごく丁寧で、愛想も良い。ロシアの人は、一度話すと表情が出るけど、なかなか表情が硬い人が多い。日本人は、愛想笑いって言葉があるけど、はにかんだり、目が合うと、表情緩む人が多い気がする。
で、店員さん。とってもにこやか。所作っていうんかな。動きも本当にスムーズ。お皿を置いたり、さげたり、国営だからなんかな?ガチャガチャならない感じは、すごい。値段は、ビピンパ600円日本円くらいかな?安いとは感じなかったけど、、、。レシート見たら、お茶なんかな?1200円くらいしてるんがあって、そこだけ謎。ロシア語わからんし、チャイと言われて、お茶やなと、頼んだんだけど、これだけ値段ついてなかったし、、。金欠で、わからん時は、頼まない。勉強代。勉強代。
お昼を終えて、地下鉄再び。
かなり、構内好きなんだわ。私。
ロシア語でボリショイは、大きい。つまり、大劇場。佇まいに威厳がある。
向かう先は友人の旦那さんがとってくれたバレエ劇場。駅近くと言われていたが、なんと、まさかのクレムリン内。
演目は、ドン・キホーテ。
このバレエとか芸術が日常にある感じ。
ロシアに感動しっぱなし。
舞台下にはオーケストラ。舞台も奥行きがある。バレエだからかな。
カーテンコールは、撮影可能。
指揮者の挨拶で始まり、終わりも指揮者が出てきた。観客に花束持参の姿が多かったんやけど、カーテンコール終盤に舞台脇からステージ上で渡したい人に花束を渡していた。
観客の年齢層も、小学生から年配の方まで。ドレスアップしてきてる人が多い。こうやって、子供たちは学んでいくんだな。おしゃれとか、花束の渡し方とか。
ちなみにドレスコードって言って、服装の制限があるところがある。これ、ハワイで初めて知った時はびっくりした。サンダル、ジーパンはダメ。って。あの辺りからチノパンはくようになったかな。あと、襟のないシャツはダメみたいなのもあったかな。でも、無い人もいるから、結構借りる場所もあったり。あと、ハワイの時はムームーだっけ?現地の正装はok。世の中には知らない世界がいっぱい。
バレエの話に戻ると、演技の良さは拍手の大きさでわかる。すごい演技には、ブラボー!の声。魅了された。
以前、日本でも習ってた人がいて見に行ったことがあったけど、やっと少しだけバレエというものを理解した気がする。今、アメリカで頑張っている人がおんねんけど、アメリカとロシアは表現が違うんかなあなんて、ずっと思いながら見ていた。
本当にバレエすごい。オーケストラがあって、バレエダンサーがいて、内容を表現する。言葉が無いねん!オペラもそうなんだろうなあ。途中20分?位の休憩含めて3時間近く、言葉を発せず、魅了されるなんて!ほんまに、すごい!興奮!
ちなみに、おまけ。後ろはクローク。
ダウンジャケットとかも預けなさいって指導されて、預けたのを取りに行った様子。ここは無料。みーんな利用してるの。根付いてるんだよね。
で、外へ。上出来すぎる。
夜のクレムリン。美しい。しかも、、、
わかるかなあ。雪が降ってます。
最寄り駅に着いて、スーパーに寄り、ロシアと言えばのお酒を購入。
苦手なので、1番小さいウォッカを。
うーん、、、、。何事も経験。ちなみに、路上や店でグビグビ飲んでる人をまだ見てない。確かに、スーパーで大量に買い込む人はいるんやけどね。
ウォッカ、美味しいって思える日が来るんやろか。