最近はまっていること。自分プロジェクト。

移住して、3年目、自分プロジェクトの評価をした。

 

岡山に2018年に移住して、3年が過ぎようとしている。

最近、自分がはまっているのが、自分だけのプロジェクトをすること。

どういうことかというと、今までの自分の経験を振り返りながら、

 

自分プロジェクトの期間を設定する

①先の先の方向性を決め(何年後かになっていたい自分の環境と自分)

②10年、5年、3年、1年くらいの節目での自分の様子を想像し、

③3年間のプロジェクトをつくる。

④1年ごとに区切って、活動の柱をつくる。

というようなことを、数年前からやっている。

多分、現状・分析・再計画みたいなのが好きなんだと思う。

 

 

具体的に決めてみる

①イギリスでの農場生活のようなスタイルで生活している自分

 ↓こんな感じ。

amikasai31.hatenablog.com

②10年後 

 トラクターと軽トラを利用して、安定した農作物の栽培ができるようになっている。

 桃も数本、成木になって実を採ることができている。

 次の10年後を見据えた何か他にも始めている。

③5年後

 収入が安定している。

 定住している。

④3年後

 収入のめどがたっている。

⑤1年後

 作業を身につけている。

 

みたいな感じで、一枚紙にしてみる。

余裕があれば、それが達成されているかどうかの指標を自分で決めてみることもある。

最初は金額とか、出荷個数とかにこだわっていたのが、今振り返るとわかるが、

野菜などを始めてから、満足度とか、人が喜んでくれたとか、そんなのを指標にしていることにふと気づく。

 

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収穫したくなっちゃって元旦から畑に行っちゃった図。2021年1月1日

ここがポイントで、なんとなく野菜を育てて、売って、数百円のお金を手にして、それから感覚が変わっていったように思う。特にスーパーの産直売り場に納品するとき、値段は自分たちで決めることができるのだが、毎日毎日、自分の中で自問自答を繰り返しながら、ドキドキしながら、納品している。

 

お客さん喜ぶし、安くしよう。

手間暇かけて育てているのだから、安くたたき売りする必要はない。

売れ残ったら、明日納品に持ってきてもあふれてしまうから安くしよう。

生産者同志で、安売り合戦になってしまったら、経費回収ができない・・・・

売れるかなあ・・・残ってるかなあ・・・虫とか見落としなかったよな・・・

とか、毎日毎日、心配してしまう。

 

人が喜んでくれることが嬉しい。

だから、野菜を並べているときに、

お客さんから美味しかったわよ!

この前買いたかったのに、なくなってたから、今日はあって良かった

 

とか言われると、本当にうれしくて、今年なんて、結構ひどい傷ありきゅうりを廃棄していたのだが、ある日、お客さんが、傷ありとかないの?漬物につけたいから、出してくれたら買うのに。と言ってくれて、試しで大袋を何袋かつくったら、それから買って下さった。おかげで、それ以降、廃棄きゅうりはほとんどない。

 

おすそ分けコンセプト

お客さんと接点があると、なんかもう他人じゃなくて、ちょっと近い人になる。

そうすると、なんか、おすそ分け的な感覚で食べてください!って持っていく感じになる。おすそ分けといっても、そこには売買が発生するので、つけた値段とその商品の価値の折り合いがつけられたときに成立するという関係だが、会話もしたことのないまだ見ぬお客さんを想いながら、栽培し出荷準備し、売り場に置くという毎日は、なんかすごくやりがいのあるかけがいのないものになってきた。

”お金からの解放”コンセプト

おすそ分けコンセプトの次にやってきたのが、これ。お金からの解放コンセプト。

感覚が「収入を増やそう!」から「支出を見直そう!」に確実に変わった。

収入は、働けば働くほどあがるかもしれない。でも、仕事をやめて、今の状況を選んだのに、同じシステムの中で同じような働き方をして自分は満足なのかな・・・・と。

今、時間とお金があったら、何がしたいんだろう。何が欲しいんだろう。

 

・・・・種買って、苗木買って、育てたい・・・・。今と変わらん。

つまり、今ベストな状態。この状態で、支出を見直すと、結構減らすことができる。

必要最低限なモノが限られてくる。 

 

さらに、今、ご近所さんがいろいろな時期の野菜とかバラ寿司とか色々なものをくださるんだけど、私たちから渡すことができる野菜はみなさん、ほとんど持っている。時期をちょっとずらしたきゅうり、今の時期のほうれん草を2020年は少し渡すことができた。もらう方がだいぶ多いけど、「物々交換」の恩恵にあずかっている。

 近くにいるベトナムの子とも、お互いに無い野菜を交換したり、向こうの野菜がないとき、ベトナム料理をタッパーにつめてくれたりする。ネパール人の友人たちは、野菜をあげると、懐かしいネパール料理を食べさせてくれる。「インターナショナル物々交換」

 

今の私たち・・・物々交換の割合が大きくなっていて、すごいわ。そんなことできるんや。ってくらい、洗剤とか、生活用品くらいしか買わなくてもよいときがある。

 

そう考えて、プロジェクトを見直すと、概ね3年間の目標は達成されているんだけど、また計画しなおそーってなっている。だって、金銭的な指標が目立ってたけど、今は、幸福感というか、なんか違う指標がいろいろ出てきてるしね。

 

ということで、今、たくさんアイデアが出すぎてて、それをまとめながら、また自分プロジェクトという最大の趣味をすることで頭がいっぱいです。

 

このブログもきっと、自己満足的なメモ代わりに更新されていくんじゃないかな・・・

もしよければ、お付き合いください。

多分、今年、この画面に書かれたアイデアが現実となって見える化されるはず。